キーボードを打つ手を止めて、話すだけでカルテの下書きができる。音声入力によるこの変化は、記載時間が短くなるという以上に、診察中の姿勢そのものに影響します。医師個人の視点から、何がどう変わるのかを見ていきます。

Check

音声入力に変えて変わること

  • 診察中に画面ではなく患者様に視線を向けられる
  • 両手がふさがる処置中も記録が残せる
  • 記憶に頼らず、患者様の言葉に近い形で記録できる

01患者様との視線の向き方

キーボードを打ちながらの診察では、画面と患者様の間で視線が行き来します。録音するだけで記録が残るなら、診察中は患者様の顔を見て話を聞く時間を増やせます。

02両手がふさがっている場面での記録

処置や検査で両手が使えない場面では、そもそもキーボードに触れられません。こうした場面では、気づいたことをその場で声に出すだけで記録に残せる音声入力が向いています。

03記憶に頼らない記録

診察後にまとめて記載する場合、患者様が話した細かい表現を正確に思い出すのは簡単ではありません。会話がそのまま下書きになっていれば、記憶をたどる必要がなくなり、患者様の言葉に近い形で記録を残せます。

04まとめ:入力から確認へ

音声入力に変えることで、医師の作業は「文章を入力する」から「下書きを確認する」に変わります。視線を患者様に向けられる時間が増え、両手がふさがった場面でも記録が残せるようになる。これが記載時間の短縮以上に、診察の進め方そのものに与える変化です。1日の場面ごとの変化は医師の1日に音声入力を組み込むと|カルテ記載はどう変わるかでも取り上げています。

05よくある質問

Q. 患者様に伝えずに録音してもよいですか?

いいえ、伝えずに録音することはできません。録音していることは、診察の冒頭で必ず患者様に伝えてください。同意を得ないまま録音する運用は認められません。院内で使う説明の文言をあらかじめ決めておき、診察のたびに同じ一言を添える運用にしておくと、伝え忘れを防げます。

Q. 確認作業の負担は変わりませんか?

下書きの内容をすべて確認する作業自体は、使い始めても使い続けても省略できません。これは慣れや不安の問題ではなく、記載内容の正しさを最終的に担保する医師の責任だからです。慣れることで変わるのは、確認する範囲ではなく、誤りをどれだけ早く見つけて直せるかという速さです。

本記事の製品仕様はGENSHI Voice公式サイト(https://voice.genshi.ai/)の公開情報に基づきます。

患者様に向き合う時間を増やしませんか

導入の相談は公式サイトからお問い合わせください。

相談する
GENSHI Voiceのキャラクター
← コラム一覧に戻る