S・O・A・Pのどこに何を書くか。この振り分けをAIがどこまで肩代わりできて、どこからが医師の仕事として残るのか。線引きをはっきりさせておきます。
SOAPの担当範囲
- S(主観的情報):患者様・ご家族の発言を抽出 → AIが担当
- O(客観的情報):医師が口にした所見を抽出 → AIが担当
- A(評価)・P(計画):発言の記録まではAI、内容の判断は医師
01Sにあたる発言の抽出
SOAP整形に対応したAIカルテ入力ツールは、会話の中から患者様やご家族の発言を判別し、Sの欄に対応する文章としてまとめます。話し言葉のまま出てくるわけではなく、カルテの記述として読める形に整えられた状態で出てきます。
02Oにあたる発言の抽出
診察中に医師が口にした所見をAIが拾い、Oの欄にまとめます。SとOをそれぞれの発言者ごとに振り分けられるのは、話者分離の機能があるからです。
03AとPも発言があれば記録に残る
診察中に医師が評価や方針を口に出していれば、AIカルテ入力ツールはその発言をAとPに対応する記録として残します。ただし、それはあくまで発言を拾って記録に残すところまでで、内容自体をAIが考えたり提案したりすることはありません。
04話者分離が整形の精度を支える
SOAPの各欄に発言を正しく振り分けるには、誰が話したかを区別できることが前提になります。GENSHI Voiceの話者分離の機能が、この振り分けの土台になっています。
ポイントAIが担うのは記録の下ごしらえです。何を評価し、どう方針を立てるかは、これまでどおり医師が決めます。
05まとめ:仕分けはAI、評価と方針の判断は医師
AIカルテ入力ツールがSOAP欄で担うのは、会話をS・Oの記述として仕分ける作業です。何を評価し、どんな方針を立てるかという判断は、今までどおり医師が行います。仕組みの全体像は電子カルテのAI音声入力とは?|導入するとできることで紹介しています。
06よくある質問
Q. AとPの欄は空欄のまま出てくるのですか?
診察中に医師が評価や方針について発言していれば、その発言はAとPに対応する文章として整形されます。ただし内容の妥当性を判断したり、書き方を提案したりする機能ではありません。
Q. SOAP以外の記録形式にも対応していますか?
はい、対応できます。テンプレートは院内の書式に合わせて自由にカスタマイズできるほか、ご要望があれば導入時点で院内の書式に沿ったテンプレートを用意してお渡しすることも可能です。
